「おい。」 自分以外誰もいないと 思っていた空間に人の声。 抑揚のない硬い声だけど そんなことはどうでもいい! 人類だ! ちゃんと言葉も通じる! でも硬くて冷たい何かによって 振り向こうとしたあたしの動きは 封じ込められた。 「黒の、ルシュヴィアの者がなぜここにいる?」 背中越しに聞こえる声は まるでコンピューターの合成音。 ま、まさか人型ロボット? ど☆えもん??