自分の簡易マントをはずして

あたしの肩にかける。



やわらかな軽い布がフワリと

やさしく体を包みこんだ。



ほんと心配性だなぁ。



照れたように

また明後日のほうを

向いてしまうレグザール。



「ありがと。」



「ん・・。」



笑顔でお礼を言うと

さらにそっぽを向いてしまう。