「その格好のほうが いいと言うのか?」 このままだと 話は平行線になりそう。 そう思って 部屋を出ようとしていた あたしの腕を レグザールの大きな手が掴む。 その声は不機嫌そのもの。 ・・やれやれ。 小さくため息をつきつつ 振り返る。 「そんなことは 言ってないでしょ。」