「・・あまりその格好で出歩くな。」



それは無理な話だ。



こちらの世界には

気候上

こういった服しかない。



あたしにすっぽんぽんで

歩き回れというのか。



「仕方ないでしょ。

こういう服しかないんだもん。」



少し呆れたようにそう言うと

レグザールの形のいい眉が

よせられた。