「悪い、遅くなって。ちょっと雑用頼まれてさ」
「大丈夫だよ」
みんなで明日の打ち合わせを終えて教室に先に戻った私から遅れること5分くらいで猫葉くんがきた。
少しだけ息が上がってるから急いできてくれたんだろう。やっぱり猫葉くんは普段クールなだけで優しい。
「聞いていいのかわかんないんだけどさ、……桜庭さんの元カレって星谷 楓茉?」
「えっ……」
2人の間には机ふたつぶんの距離。
疑問系だけど、猫葉くんは確信をもってきいてきてる。だって、真っ直ぐに私の目を見てるから。
でもなんで、なんで気づいたの。
私の態度が変だったから?泣きそうな顔してたのがバレたとか。
「なんで……」
「星谷先輩と作業してるときに気づいたんだよ。…なんか先輩がときどき他のとこ見てるなって」
「……」
「んで、視線の先に桜庭さんがいて。最初は気にしなかっんだよ。……桜庭さんのこと見てるやつなんて探せばいくらでもいるし」
「じゃあなんで」
私のことを先輩が見てた。それだけで頭の中がいっぱいになっている私が、猫葉くんが最後に言った言葉を気にしているわけがない。
「大丈夫だよ」
みんなで明日の打ち合わせを終えて教室に先に戻った私から遅れること5分くらいで猫葉くんがきた。
少しだけ息が上がってるから急いできてくれたんだろう。やっぱり猫葉くんは普段クールなだけで優しい。
「聞いていいのかわかんないんだけどさ、……桜庭さんの元カレって星谷 楓茉?」
「えっ……」
2人の間には机ふたつぶんの距離。
疑問系だけど、猫葉くんは確信をもってきいてきてる。だって、真っ直ぐに私の目を見てるから。
でもなんで、なんで気づいたの。
私の態度が変だったから?泣きそうな顔してたのがバレたとか。
「なんで……」
「星谷先輩と作業してるときに気づいたんだよ。…なんか先輩がときどき他のとこ見てるなって」
「……」
「んで、視線の先に桜庭さんがいて。最初は気にしなかっんだよ。……桜庭さんのこと見てるやつなんて探せばいくらでもいるし」
「じゃあなんで」
私のことを先輩が見てた。それだけで頭の中がいっぱいになっている私が、猫葉くんが最後に言った言葉を気にしているわけがない。


