好きです、先輩。別れてください

次の日の朝いちばん、登校してきた親友に突撃!




仁那(にな)〜、相談のって!」


「ん〜、どしたの?」




困ったら頼れる親友に相談したくなっちゃうのが私。


ボブヘアがめっちゃ似合ってる仁那は、私と先輩が付き合っているのを知っている、数少ないうちのひとりだ。


彼氏兼幼なじみがいる仁那には、よく恋愛相談にのってもらってる。




「私って先輩にとって負担になっちゃってるのかな!?」


「え、急に?」




相談をしてる私よりも困り顔で私を見てる仁那。


それもそのはず。だって私は今まで惚気話ばっかりしてきたんだから。




「昨日、先輩に会ったんだけどね?目の下に隈があったの!」


「……疲れてただけじゃなくて?」


「問題はそこだよ仁那!先輩が疲れてたってことは休んだほうがよかったわけじゃないですか!」




手をグーに握って力説。仁那は興奮気味な私の支離滅裂な話をきちんと聞いてくれてる。




「それなのに私と過ごしたら休めないじゃん!つまり私が先輩の時間を奪ってるってことになっちゃうでしょ!」


「考えすぎなんじゃない?」


「考えすぎじゃないよ!いつもよりも笑顔のふわっと感が3割くらい減ってたもん!」


「ごめん、よくわかんない」




冷静な仁那の反応に私の心も次第に落ち着いてきた。


う〜ん、確かに意味不明なこと言ってたな私。