好きです、先輩。別れてください

「だからね、私が別れて泣いてたら……慰めてくれる?」


「私は絆菜が決めたことを応援するって決めてるから、完璧に慰めてあげる!」


「…ありがとう」


「……でも、ほんとにそれでいいの?」




私を心の底から心配してくれる親友を持った私は、たぶん根っからの幸せもの。


でも、だからこそ心配かけすぎちゃいけない。しっかりしないと、私!




「私が決めたことだから───がんばるよ」


「……絆菜のこと、誰よりも応援してる」


「ありがと、仁那。……大好き」




付け足した"大好き"の言葉を聞いて嬉しそうに笑ってくれるから……それで私は幸せ。




そして、SHRが終わったあとに教室に戻った私たちを山本先生は笑顔で見逃して───くれるはずもなく……。


山本先生の担当教科であり、私の苦手教科である化学のたくさんの宿題が出されました……。