好きです、先輩。別れてください

「あの、この子俺の連れなんです。他をあたってくれません?」


「えっ!?」




ぐいっと引かれて腕の中。私のセミロングの髪が揺れて、何度も何度も聞いた声が真後ろから聞こえた。



私には、誰にも言えない秘密が一個ある。


それは───




「大丈夫?はんちゃん」




最近、人気が出始めた若手俳優、星谷 楓茉が私の彼氏っていうこと。