好きです、先輩。別れてください



「5番テーブル、抹茶ラテ2つとパンケーキ。あとカスタードプリンだって!」


「おっけ!あとここにあるやつ運んで〜」


「は〜い!」




私たちの喫茶店は、想像以上の大盛況。


まさかここまで人が来るとは……。でも、これってたぶん───




「2年2組にイケメンいるって噂だけどどの人!?」


「今、当番じゃないのかなぁ?ショック〜」




猫葉くんの噂が流れてるせいだよね……。


さっきから女子・女性のお客さんがたくさんたくさんひっきりなしに。


ていうか、当の猫葉くんはどこ?さっきまでいた気がするし、交代の時間は来てないんだけどな。




「コーヒーとピザトーストふたつずつになります!」


「あざ〜す」


「ん?おねーさん、かわいーね」


「おっ、ガチじゃん」




7番テーブルにコーヒーとピザトーストをふたつずつ運んできて、笑顔で声をかけたとき。


座っていた男性2人はにやにやと笑いかけてくる。