好きです、先輩。別れてください

むくっと起き上がってこっちに近づいてきた猫葉くんに先生もちょっとたじたじ。


それだけいつも寝てばかりってことかな猫葉くん?




「わかりました。先生は他の仕事してきていいですよ」


「そうか。じゃあ、桜庭も頼んだぞ」


「は〜い」




先生が出ていった教室で、猫葉くんと2人きり。


他の女の子だったらドキドキしちゃうのかもだけど、私には楓茉先輩がいるからね!


はやく終わらせて先輩が表紙の雑誌買いに行こ〜。




「じゃあこっちの半分は私がやるからもう半分は猫葉くん、よろしくね」


「……わかった」




分担を決めて、早速自分のプリントの山を持ち上げようとしたところで事件は起こった。


プリントの重さを考えたら2回に分けて運んだほうが絶対によかったよ数秒前の自分。


ばさばさっと落ちたプリントたち。それに驚いた私、何故か足を滑らせる。



その結果───




「ねぇ、どんだけ鈍いの?」




猫葉くんを押し倒すという大失態を犯しました……。