好きです、先輩。別れてください

「いやぁ、朝はいいものを見せてもらったわ〜」


「全然よくないよ!」




放課後の教室にて、資料を取りに行った先生を待ちながら思い出し笑い中の仁那。


猫葉くんはいつも通り自席でスヤスヤおやすみモード。




「まぁがんばって?猫葉も悪いやつじゃないって。私は部活あるから行くけど」


「うぅ、がんばる……」




ちょうどそこで資料を抱え持った先生登場。入れ替わりで仁那は教室を出ていく。


うわぁ、資料の量半端ないんですが、それほんとに全部やるんですか……?




「この資料を教科のプリントごとにまとめてファイルに綴じるだけ、簡単だろ?」




簡単だろっていやいや先生、資料の量を見て?昨日今日で溜まりましたって感じじゃないよね?


先生たちなんでこんなに資料混ぜちゃったの?




「これ全部、ですか?」


「あぁ、いろんな教科の先生がプリントを重ねてたら雪崩れが起きて混ざったんだよ。球技大会も近くて忙しくてな……」




雪崩れって……。いつも先生たちが言ってる整理整頓をしろって言葉、そっくりそのままお返しします!


猫葉くんと2人でやったとしても今日中に終わるかわかんないよ〜。




「猫葉も起きて資料整理やってくれ」


「……起きてますよ、さっきから。これ全部分ければいいんですよね?」


「あ、あぁ」