好きです、先輩。別れてください


予告は、楓茉くんと白野さんが離れたところに背中合わせで状態で立っていて、お互いに少し振り返って悲しそうに見つめてる。


愛おしい、でも悲しいという表情。



演技だというのはわかってる。でも、こんな顔見たら流石に寂しくなるよ……。


でもこんなこと思うの、別れた私にはお門違いだ。




『君と別れてから、俺の世界は色を無くした』


『貴方と別れてから、私の心は空っぽになった』




楓茉くんは部屋から欠けた月を寂しそうに眺めていて、白野さんは雨の中の東屋で濡れた桜を眺めている。


心の声はリンクしてるのに、2人は全く別の場所にいるのか……。それって凄く悲しい。



場所が変わって、楓茉くんが白野さんを追いかけているシーン。


腕を掴まれた白野さんが振り向いて、2人は見つめ合う───



予告はそこで終わった。


感動系かなぁ。絶対にハンカチ必須です、みたいなやつ。



楓茉先輩、どんどん演技上手くなるな……。


どんどん、遠くなる。


いいなぁ、私も演技でいいから先輩の隣にいたい。


演技でもいいから、私を見つめて、好きって言って───