イケメン刑事(デカ)は ちょい悪美女を囲い込む

結花は高校卒業認定試験を受け、夜間大学の情報処理学科に通った。

少年院に居る時に自分の将来をとことん考えて、どこかの会社で事務員をやるよりパソコンのスキルを身に着けてIT関連の仕事をする方がいいのではと考えたのだ。

良好な人間関係を構築することが苦手だし、コミニケーション能力もあるとは思えなかったので、人間相手よりコンピューター相手の方が気楽だとも思ったのだ。

でも、学生の間はバイトはしなくてはいけないので、スーパーの店員やコンビニの店員などを掛け持ちでやって働いた。

親からの月15万の援助も大学卒業までだし、親の都合でいつ打ち切られるかわからない。

なので、そのお金はなるべく手を付けずに、生活費は自分で稼ぐようにした。

大学での勉強は楽しかった。元々勉強が嫌いではなかったし記憶力もいい結花は授業で習う未知の事をスポンジが水を吸収していくように知識として取り込んでいけた。

パソコンの周辺機器を揃えるのに1.5ケ月分の仕送りを使わなければならなかったのは厳しかったが、これからの商売道具になる物なので思い切って買ったのだった。

そうして少年院を出てから8年結花は何とか自宅でのWEBデザインやプログラミング、ソフト開発のサポートなどを受ける事でお金を稼ぐことができるようになった。

その為に大学3年生の時から週5日IT企業でパートをして働いて、実績を作っていった。そして卒業後半年してと仕事を貰って、自宅で作業する在宅勤務ができるようになったのだ。

もちろんお客様との打ち合わせや商談に出ることもある。

そのIT企業で働いた収入はパートにしてはかなりの額になり、自分のコンピュータースキルに自信を持つことができた。

最初はPCオペレーターや運用オペレーターのような定型業務を任されたがそのうちシステムエンジニアやプログラマーとしてもキャリアアップしていった。

たった1年でエンジニアとして認めて貰えて、大学卒業後は半年ほどそのままパートとして働いたが、在宅勤務の仕事を受ける方向でやらせてもらえることになり、パートで働くよりも断然収入もアップした。

ただいつも仕事があるわけではないと言われたので、もう一社の仕事も儲けるようにしたのいで、収入は生活していくのに十分なものになった。