イケメン刑事(デカ)は ちょい悪美女を囲い込む

自分の都合のいいところだけ切り取ってよくも話をいい方に構築できるもんだと、結花は反論するのも疲れたので、とりあえず今は食事にしようとため息をつきながら、ご飯とお味噌汁を準備しようとすると

「やっぱりワインで乾杯しようよ。俺たちの新しい門出をお祝いしたい」

「あのね、まだ結婚するって言ってない」

「なんで、恋人になるのはOKなんだろう?じゃあごちゃごちゃしてないで結婚しようよ」

「だって恋人としてデートしたりもしたいし…」

「そんなの結婚してからいつでもできるじゃないか。今度の休みは指輪買いに行ってその後映画か水族館か行くのはどう?」

もう結婚するのはどうにも動かせないようだ。

圭介に出会ってから結花の人生はジェットコースターに乗ってるようだ。

結花がNGだと言ったから刑事まで辞めてくるなんてどうかしてる。

結花は諦めて冷やしておいた白ワインとグラスを出した。

圭介はご機嫌でグラスに白ワインを注いで二人で乾杯した。

圭介の高らかな乾杯の声に結花のテンションが低い乾杯の声が重なる。

でも、圭介はご機嫌マックスで結花の事など気にもしていない。

圭介はから揚げを美味い美味いと連発し白ワインを美味しそうに飲んでいる。

でも結花には3杯までなと言って、3杯目を注ぐとこれで最後だからゆっくり飲むんだぞと言ってくるのだ。ウザイ。

そして、片付けは圭介がやってくれた。と言ってもほとんどは食洗器に放り込むだけなのだが、その間に風呂に入って来いと言って追いやられた。

結花が風呂から出ると俺も入ってくると言ってさっさと行ってしまった。

どこまでも俺様の刑事、いや元刑事なのだ。