そして今日お爺さんを訪ねてきた。お爺さんは結花の顔を見るなり
「どうした結花ちゃん、恋煩いか?こんな爺さんにアドバイスができるとは思えないけど話なら聞くぞ」
と言っていつものように笑っていた。
「なんで…」とびっくりして結花が訊くと
「少し前に荻原という刑事が来てな、結花ちゃんの事を訊いてきたんだ。儂が結花ちゃんを庇って穏便な措置をってあの時警察に言った事が調書に残されていたようで、それで訪ねてきたらしい」
「そうなんだ。その人に付き合おうって言われてるんだよね。少年院に入ったことも親に絶縁されてる事もみんな知ってるのにそう言うんだよ。馬鹿な刑事だよね。刑事ってだけでお断りって言ってるのに…」
「そうか、儂も最初なんで今頃また刑事が結花ちゃんの事を訊きに来たのかわからなくて腹が立ったんだ。あの子は何もしてない。お金も取ってないし儂にけがもさせてない。ただ仲間と一緒に付いていってしまっただけだと言ったんだ。あの刑事は“結花さんは綺麗な目をした純粋で気持ちの優しい人ですよね。それに肝っ玉も座ってる”といっていた。結花ちゃんが好きなんだと、だから本当の事を知りたいだけだと言ったから、話してやったんだ。結花ちゃんの事が好きだと言ったあの刑事は真っすぐで真摯な眼差しだったから儂もきちんと話してやった」
「お爺ちゃんありがとう。私親にも愛されたことがないから心配してくれるのはお爺ちゃんだけだもん。信じていいのかわからなくて、また捨てられるのが怖い」
「結花ちゃんはあの刑事さんをどう思っている?」
「う~ん、多分好きなんだと思う。でも男の人の事好きだと思ったことがないしこの気持ちがそうなのかよくわからない」
「そうか、じゃあもう二度と彼に会えなくなっても平気かな?」
「えっ、それは嫌かも、寂しい」
「じゃあ、決まりだな。思い切って飛び込んでみるのも大切なことだよ。結花ちゃんは肝っ玉の据わった子だろ。昔ちょい悪だったけど、本当に悪い子ではなかった。今こうしてしっかりと働いて自分で自立して生活もしているんだ。もっと自信を持っていいんだよ。結花ちゃんは強くて優しくて誠実な女性なんだ。儂が保証する」
「うふふ、お爺ちゃんありがとう。なんか元気になった気がする。真剣に考えてみるね」
「おお、そうしなさい。幸せを逃がしちゃだめだぞ」
その後いつものようにお料理をいっぱい作って冷凍室に沢山ストックしておいた。
晩御飯は久しぶりに肉が食べたいと言ったのでハンバーグにして付け合わせにパスタとニンジンやブロッコリーの温野菜を添えて、二人で食べた。
この前、圭介に連れて行ってもらったフレンチレストランで、ワインに目覚めた結花は今日はお土産に白と赤のワインを買ってきた。
二人で赤ワインを開けてハンバーグをあてにして、一緒に飲んだのだが、結花は圭介に言われた通りグラスに半分位注いで3杯で辞めておいた。
お爺さんはワインも好きなのだと言って、残った赤ワインを全部飲んでしまった。
白ワインは今度結花が来るまでに冷やしておくと言って冷蔵庫にしまっていたが、結花がワインに目覚めたならワインクーラーを買って、美味しいワインを仕入れておくと言って嬉しそうにしていた。
結花とお酒を飲めるなんて最高に嬉しいと言ってにこにこ笑っているお爺さんに、抱き着いて”お爺ちゃん大好き“と言う結花に悶絶していた。
「どうした結花ちゃん、恋煩いか?こんな爺さんにアドバイスができるとは思えないけど話なら聞くぞ」
と言っていつものように笑っていた。
「なんで…」とびっくりして結花が訊くと
「少し前に荻原という刑事が来てな、結花ちゃんの事を訊いてきたんだ。儂が結花ちゃんを庇って穏便な措置をってあの時警察に言った事が調書に残されていたようで、それで訪ねてきたらしい」
「そうなんだ。その人に付き合おうって言われてるんだよね。少年院に入ったことも親に絶縁されてる事もみんな知ってるのにそう言うんだよ。馬鹿な刑事だよね。刑事ってだけでお断りって言ってるのに…」
「そうか、儂も最初なんで今頃また刑事が結花ちゃんの事を訊きに来たのかわからなくて腹が立ったんだ。あの子は何もしてない。お金も取ってないし儂にけがもさせてない。ただ仲間と一緒に付いていってしまっただけだと言ったんだ。あの刑事は“結花さんは綺麗な目をした純粋で気持ちの優しい人ですよね。それに肝っ玉も座ってる”といっていた。結花ちゃんが好きなんだと、だから本当の事を知りたいだけだと言ったから、話してやったんだ。結花ちゃんの事が好きだと言ったあの刑事は真っすぐで真摯な眼差しだったから儂もきちんと話してやった」
「お爺ちゃんありがとう。私親にも愛されたことがないから心配してくれるのはお爺ちゃんだけだもん。信じていいのかわからなくて、また捨てられるのが怖い」
「結花ちゃんはあの刑事さんをどう思っている?」
「う~ん、多分好きなんだと思う。でも男の人の事好きだと思ったことがないしこの気持ちがそうなのかよくわからない」
「そうか、じゃあもう二度と彼に会えなくなっても平気かな?」
「えっ、それは嫌かも、寂しい」
「じゃあ、決まりだな。思い切って飛び込んでみるのも大切なことだよ。結花ちゃんは肝っ玉の据わった子だろ。昔ちょい悪だったけど、本当に悪い子ではなかった。今こうしてしっかりと働いて自分で自立して生活もしているんだ。もっと自信を持っていいんだよ。結花ちゃんは強くて優しくて誠実な女性なんだ。儂が保証する」
「うふふ、お爺ちゃんありがとう。なんか元気になった気がする。真剣に考えてみるね」
「おお、そうしなさい。幸せを逃がしちゃだめだぞ」
その後いつものようにお料理をいっぱい作って冷凍室に沢山ストックしておいた。
晩御飯は久しぶりに肉が食べたいと言ったのでハンバーグにして付け合わせにパスタとニンジンやブロッコリーの温野菜を添えて、二人で食べた。
この前、圭介に連れて行ってもらったフレンチレストランで、ワインに目覚めた結花は今日はお土産に白と赤のワインを買ってきた。
二人で赤ワインを開けてハンバーグをあてにして、一緒に飲んだのだが、結花は圭介に言われた通りグラスに半分位注いで3杯で辞めておいた。
お爺さんはワインも好きなのだと言って、残った赤ワインを全部飲んでしまった。
白ワインは今度結花が来るまでに冷やしておくと言って冷蔵庫にしまっていたが、結花がワインに目覚めたならワインクーラーを買って、美味しいワインを仕入れておくと言って嬉しそうにしていた。
結花とお酒を飲めるなんて最高に嬉しいと言ってにこにこ笑っているお爺さんに、抱き着いて”お爺ちゃん大好き“と言う結花に悶絶していた。



