圭介はここで一気に詰めないと男が廃る。絶対に恋人として付き合おう事を認めさせるぞ。
結花がシャワーを浴びて戻ってくると、圭介もシャワー浴びたいと言って使わせてもらった。
ボデイシャンプーやシャンプーの匂いも結花と一緒で圭介は一人ニヤニヤしていた。
「何ニヤニヤしてるの?気持ち悪~い」
「結花と同じ匂いだなあと思って、嬉しくなっただけだよ」
結花はぎろっとにらんだだけで何も言わなかった。内心は”変な人“と思っていたが…
「お腹空いたでしょう?お味噌汁飲みたくなったから作るけど朝ごはん食べていく?署に行かなくてもいいんだったらだけど、今もう8時だよ」
「ウン、さっき佐野にラインして今日は午後から消防に行く用事があるだけだから直行すると言っておいた。だから朝ごはんありがたく頂きます」
結花は味噌汁とだし巻き卵に作り置きのニンジンのきんぴらで軽い和朝食をさっと出してくれた。
「凄い、たった30分でこれだけの物作っちゃうなんて天才だね、結花は」
「天才でも何でもない。いつも自炊だから料理は好きだし手早く作るのに慣れてるの」
「あのさ、部屋一つ余ってるよね。俺ここに越してきて良い?そしたらいつでも結花の美味しい料理が食べられるし」
結花は飲んでいた味噌汁をのどに詰まらせてゲホゲホいいながら
「な、何言ってんのよ。もう、自分の家に帰んなさいよ。大体私たち知り合ってまだ1ケ月も経っていないわよね。その思考が分からない。少年院出の私と刑事の圭介がどうこうなるなんて無理な話でしょう。よく考えてよ」
「なんで、無理なんだよ。刑事がだめなら辞めるよ。サラリーマンが良い?それともカフェ二人でやる?」
「もう、頭が変になりそう。私はね親にも見放された女で戸籍には蓬莱結花たった一人なのよ。親も兄弟も親戚もいないの。親には18の時に相続放棄させられたの。その代わりにこのマンション貰ったんだけど、そんな女なのよ。相手にしない方が賢明よ」
「ふ~~ん、そんなこと俺が知らないとでも思ってんの?結花が悪いことして少年院に入ったのも、仲間を売らないでその代わりにきっぱり切ったのも、その後人一倍努力して18歳から一人で頑張ってきたのも知ってるよ。怪我をしたお爺さんと今でも仲良くしてることもお爺さんが言ってたよ。結花は本当に心の優しいいい子なんだって、家庭環境が悪かったんだって優しい子だから余計に耐えられなくて悪い道に行ってしまったけど、自力で這い上がったんだって、事件だって結花は何もしてないんだって言ってた。ただお爺さんを助けてくれただけだって、なのに全部一人で背負って罪を償ったんだって、俺もそう思うよ。結花の大きな瞳は濁ってないよ。純粋な優しい心がちゃんと目に現れていて綺麗に澄んでいる。そんな目をした子が、悪い子であるはずない。そんな結花が俺は大好きだ。強くて優しくて頑張り屋で鼻が敏感な結花が愛しいよ」
結花がシャワーを浴びて戻ってくると、圭介もシャワー浴びたいと言って使わせてもらった。
ボデイシャンプーやシャンプーの匂いも結花と一緒で圭介は一人ニヤニヤしていた。
「何ニヤニヤしてるの?気持ち悪~い」
「結花と同じ匂いだなあと思って、嬉しくなっただけだよ」
結花はぎろっとにらんだだけで何も言わなかった。内心は”変な人“と思っていたが…
「お腹空いたでしょう?お味噌汁飲みたくなったから作るけど朝ごはん食べていく?署に行かなくてもいいんだったらだけど、今もう8時だよ」
「ウン、さっき佐野にラインして今日は午後から消防に行く用事があるだけだから直行すると言っておいた。だから朝ごはんありがたく頂きます」
結花は味噌汁とだし巻き卵に作り置きのニンジンのきんぴらで軽い和朝食をさっと出してくれた。
「凄い、たった30分でこれだけの物作っちゃうなんて天才だね、結花は」
「天才でも何でもない。いつも自炊だから料理は好きだし手早く作るのに慣れてるの」
「あのさ、部屋一つ余ってるよね。俺ここに越してきて良い?そしたらいつでも結花の美味しい料理が食べられるし」
結花は飲んでいた味噌汁をのどに詰まらせてゲホゲホいいながら
「な、何言ってんのよ。もう、自分の家に帰んなさいよ。大体私たち知り合ってまだ1ケ月も経っていないわよね。その思考が分からない。少年院出の私と刑事の圭介がどうこうなるなんて無理な話でしょう。よく考えてよ」
「なんで、無理なんだよ。刑事がだめなら辞めるよ。サラリーマンが良い?それともカフェ二人でやる?」
「もう、頭が変になりそう。私はね親にも見放された女で戸籍には蓬莱結花たった一人なのよ。親も兄弟も親戚もいないの。親には18の時に相続放棄させられたの。その代わりにこのマンション貰ったんだけど、そんな女なのよ。相手にしない方が賢明よ」
「ふ~~ん、そんなこと俺が知らないとでも思ってんの?結花が悪いことして少年院に入ったのも、仲間を売らないでその代わりにきっぱり切ったのも、その後人一倍努力して18歳から一人で頑張ってきたのも知ってるよ。怪我をしたお爺さんと今でも仲良くしてることもお爺さんが言ってたよ。結花は本当に心の優しいいい子なんだって、家庭環境が悪かったんだって優しい子だから余計に耐えられなくて悪い道に行ってしまったけど、自力で這い上がったんだって、事件だって結花は何もしてないんだって言ってた。ただお爺さんを助けてくれただけだって、なのに全部一人で背負って罪を償ったんだって、俺もそう思うよ。結花の大きな瞳は濁ってないよ。純粋な優しい心がちゃんと目に現れていて綺麗に澄んでいる。そんな目をした子が、悪い子であるはずない。そんな結花が俺は大好きだ。強くて優しくて頑張り屋で鼻が敏感な結花が愛しいよ」



