イケメン刑事(デカ)は ちょい悪美女を囲い込む

リビングにのソファーに座ってしまったら後はもう全然覚えていなかった。気が付いたら朝だった。

結花の“きゃ~”という悲鳴で飛び起きた。寝室に行くと

「どうしたんだよ。何かあった?」

「ええ~っ、どうして圭介がいるの?それに私下着姿でまさか圭介といたしてしまった訳ではないよね?」

“よしよしどさくさに紛れて圭介呼びになってるぞ、しめしめ”と思いながら、よい刑事面で説明する。

「そんな訳ないだろう。昨日すっかり酔っぱらってここに連れて帰ってきたらソファーで横になっちゃって、服がしわになるぞって言ったら、“このふくだ~いしゅきなんだから”とか言って自分で脱いだんだよ。だからベッドに寝かしたの。全然覚えてないの?ワインをごくごく美味しい美味しいって4~5杯飲んでたからな」

「う~~ん,すみません。全然覚えてない。ワインがすごく美味しかったのはよく覚えてます。もちろんお料理も全部美味しかった。お店にお客さんはほとんどいなかったけど、すごく美味しいお料理だった。どうも御馳走さまでした。でも頭がガンガンする」

「二日酔いだな。あんなにお酒飲んだことないんだろう。まっ、自分のお酒の適量をちゃんと覚えとかないとな。ワインなら3杯迄だぞ。いいな」

「はいすみません。ワインは3杯まで覚えました」

「よし、じゃあ起きてリビングに来れるか?鎮痛剤あったら飲んだほうが良い。それにコーヒーも、俺が居れるより結花がいれた方が美味しいだろう?俺も飲みたいし」

「わかった、じゃあ着替えていくからちょっと待ってて」

“もういつの間にお互い呼び捨てになってんの、酔っぱらって呼び捨てでいいなんて言っちゃったのかな”結花はそんな事を想いながら、頭の痛みを我慢して部屋着に着替えた。

お化粧も落とさず寝てしまったようだからシャワーを浴びたいとおもいながらリビングに行くと、圭介がワンピースとジャケットを椅子に綺麗にかけておいてくれたようだ。

お気に入りのワンピースなのでしわになっていなくてよかった。

結花は鎮痛剤を飲んで圭介の分と2杯分のコーヒーを入れた。

「う~ん、おいしい。やっぱり結花のコーヒーはうまい!」

「ねえ、いつ呼び捨てになったの?なれなれしさが爆上がりになってない?」

もう結花も敬語なんて使っていられない。何か、1年位付き合った男女の雰囲気になっていないか?と納得がいかない結花だ。

「何言ってんだよ。正体不明の酔っ払いを介抱して無事にベッドに寝かせたんだ。もう恋人でいいだろう」

「そっちこそ何言ってんのよ。調子がいいわね。刑事はNGって言ったでしょう。NGったらNG。私シャワー浴びてくる」

そういうと、さっさと洗面室に行ってシャワーを浴びる事にした。