イケメン刑事(デカ)は ちょい悪美女を囲い込む

しばらくして圭介は花束を持って結花を訪ねて行った。

結花はすごく喜んでくれた。

男性に花束を貰ったのは初めてだと言って頬を染め嬉しそうに少し照れたように笑った。

そして家に上げてくれておいしいコーヒーをご馳走してくれた。

圭介は結花の勇気に感心し惚れ直した。

放火犯を前に一歩も引けを取らずに追い詰めていっのだ、刑事が周りにいると分かっていても26歳の女性にできる事じゃない。

圭介はどうしても結花を手に入れたかった。その為には警察を辞める事も厭わない。

自分でも、どれだけ結花にのめり込んでいるのかと情けなくなるが、もうどうしようもない位に好きなのだ。

圭介は何とか結花を食事に誘う事に成功した。

悠介に頼んで女の子が喜びそうなレストランを教えてもらった。

できた弟は予約までしてくれたのだ。ホントにありがたい。

がしかし、当日カチンコチンになりながら、結花をエスコートしていったフレンチレストランに弟が両親とともに食事に来ていたのには参った。くそっ謀られた!

33歳にもなって圭介はもてるくせに恋愛経験はほとんどない。

ゼロではないのだが、片手で数えられるほどだ。

それも向こうからのアプローチで付き合うのだが、仕事が不規則で忙しくデートするのもままならない。

いつも愛想をつかされて別れると言うパターンだ。

長く持って1年これは大学時代に付き合った彼女とだ。

結局刑事じゃなくても長続きはしないのだろうと自分で諦めている。

ここ2年ほどはそんな事も煩わしいと思っていた。

だから自分から何としても落としたいと思える女に出会ったのが、結花が初めてだったのだ。

圭介は3人を無視して、結花を席に座らせると緊張していたのか自分が座ろうとして椅子からずり落ちそうになった。

そうすると3人がぷっと噴き出すのが聞こえた。

そっちをにらみつけるとみんな肩を揺らしながら笑いをこらえているのがまるわかりだ。