入れ替わり先のブルー      ―パラドックス― 続編 ルート1

「こっちこっち!」

放課後。

私はユアを連れて、両親が二人とも仕事に出ている自宅へ直行した。

ただし、家の中に入るのではない。

少し広めの庭の真ん中に、どーんと立派に立っている松の木が一際目を引く。

その上には――大工のお父さんが作ってくれた、ツリーハウスがある。

目をキラキラと輝かせ、ユアがツリーハウスを見上げた。