入れ替わり先のブルー      ―パラドックス― 続編 ルート1

するとある日– –ユアは突然、別人のようにリハビリに励み出したのだ。

周りの大人はすごく喜んでいた。

私にそれを報告してくれたユアの両親の嬉しそうな顔と声も、根強く心に残っている。

ただ私は、ユアが複雑骨折をしてから一度も、彼女の病室をおとずれていない。

回復に勤しんでいるユアの邪魔をしてはいけないから– –なんていうのは。表向きの理由だ。