入れ替わり先のブルー      ―パラドックス― 続編 ルート1



私たちは幼いころ…正確には、幼稚園に入園した時から
出会っている。

馬が合ったのだろう、ユアとは自然と仲良くなった。

それに、家も近いころから私とユアの両親も仲良くなったし、お互いの家へ遊びに行くことはめずらしいことでもなんでもなかった。


そして小学校に入学した時…お父さんが松の木の上にツリーハウスを作ってくれたんだ。

幼稚園の年中あたり、ハマってユアと見ていたアニメに、ツリーハウスが出てきた。

それで存在を知り、お父さんに庭にある松の木の上にツリーハウスを作って、とねだった。

だけどツリーハウスは木の高い位置に設置しなくちゃいけないから、いくら補助しても当時幼稚園児だった私たちにはどうしても作ってあげられなかったのだろう。

私とユアはふてくされ、ほしいおもちゃを買ってもらえない時みたいに、二人して泣いて暴れて駄々をこねた。

すると…見かねたお父さんが言ってくれた。

「小学校に入学したら、入学祝いとしてツリーハウスを作るよ」って・・・。

それで私たちは、機嫌を直したんだ。