入れ替わり先のブルー      ―パラドックス―

…絶叫して欠片を蹴散らした時…ふと…雨戸が目に入った。

スッと真顔に戻って足を動かし、バルコニーに続いている雨戸を開いてそこに出る。

そのまま手すりを掴み、その下を覗いて– –私はまた、ニンマリ笑った。


真実が分かってもまだ海が好きなこと。


便利な能力があってもうまくいかないこと。


好きだった男子を、自らの手で殺めてしまったこと。