入れ替わり先のブルー      ―パラドックス―

ヤバい…と思った時、体が勢い良く後ろに吹っ飛んだ。


「ゔっ!」

背中を屋上の扉に強打する。

そのままズルズルと地面に座り込んだ時、お腹が焼けるように痛んだ。


– –蹴られたんだ。

「口答えするからそうなるんだよ」

ニヤニヤと笑う海。

今すぐ屋上から突き落としてやりたい衝動に駆られる。

だけど、痛みが麻痺してきたお腹と背中のせいで立ち上がることもままならない始末。

そして海は、「邪魔」と私を押しのけると、屋上から出て行った。