入れ替わり先のブルー      ―パラドックス―

そして、細かな段取りを送った。


できるだけ早朝に海を呼び出してオーケーが出たらフる、という感じだ。

そして次は– –お楽しみの写真。


私は麻奈に、『見知らぬ男と麻奈が笑顔で腕を組んでいる写真』を送った。


『ユア:これを見せてフッて。そうすれば海は、もっとショックを受けるでしょ?大丈夫だよ、合成だから』


なにかの集合写真に映っていた麻奈をAIを使い、こういう合成にしただけ。

既読はすぐについたのに、なぜか少し遅れて返信がきた。


『mana:いいけど、そこまでするんだね』


『ユア:いいじゃん、麻奈の好きなだけお金あげるから』


『mana:ホントに?』


『ユア:うん。なら一億あげるよ』