イケメン兄弟はわたしに夢中!?〜幼なじみが家族になった〜

「なんだそれ!? たった一歳しか違わないくせにそんな特権あるか、愛理にくっつくな! 愛理が好きなのはおれなんだ!!」
 千聖くんが怒声を上げ、左手でわたしの右手を掴む。
「なあ、愛理はおれのことが好きなんだよな!?」
「ぼくのことだって好きだよねえ、愛理ちゃん?」
 左右から、誰もが羨む美形兄弟が言ってくる。
「ええと……」
 大好きな二人から同時に見つめられて、わたしは困ってしまった。
 どうしよう。
 千聖くんは異性として好きだし、優夜くんは幼馴染として好き。
 つまり、どっちも好き、って言ったら……千聖くんは怒るかな?

《END.》