「身分身分っておっしゃいますけど、そうやって身分ばかりを気にして素晴らしい技術を取り入れようとしないから、高位貴族の魔力や技術が下がる一方なんです! 大体、身分なんて自分の手で勝ち取ったものじゃないでしょう? 下位貴族だろうが平民だろうが、素敵な人はたくさんいるんです。お付き合いしてなにが悪いの? それで私の価値が下がろうとも、ユーフェミア様には関係ありませんし、大きなお世話です! なにが『あなたのためを思って言っていますのよ』よ!」
一気にそう捲し立てると、ヴェリーヌはフーフーと息をつく。それからどちらともなく声を上げて笑いはじめた。
「少しはスッキリした?」
「少しだけ、ね」
ヴェリーヌは伸びをしてから立ち上がると、アダルヘルムに向かって目を細める。
「聞いていただいてありがとうございました」
「当然だよ。愚痴を聞かせてもらえるのは恋人の特権だろう?」
アダルヘルムがそう言って手を繋ぐ。ヴェリーヌは胸を高鳴らせつつ、はにかむように笑った。
一気にそう捲し立てると、ヴェリーヌはフーフーと息をつく。それからどちらともなく声を上げて笑いはじめた。
「少しはスッキリした?」
「少しだけ、ね」
ヴェリーヌは伸びをしてから立ち上がると、アダルヘルムに向かって目を細める。
「聞いていただいてありがとうございました」
「当然だよ。愚痴を聞かせてもらえるのは恋人の特権だろう?」
アダルヘルムがそう言って手を繋ぐ。ヴェリーヌは胸を高鳴らせつつ、はにかむように笑った。



