「それじゃ……わたし、お姉様の大切なものを――リーヴェス様を奪ったわけじゃない? 本当に? だって、お姉様は大事なものをいつもわたしに譲ってしまうから」
その瞬間、お姉様がわたしをぎゅっと力強く抱きしめる。
「エステルったら、ずっとそんなふうに勘違いしていたの?」
目頭が熱くなるのを感じつつ、わたしはお姉様を抱きしめ返した。
「奪われただなんて思ったことは一度もないわ。わたくしはあなたが大事だから――あなたに喜んでほしい、幸せになってほしいだけなの。それに、今回のことは完全にわたくしのワガママだから。……そんなわたくしでも、これまで通り好きでいてくれる?」
「もちろんだよ〜〜!」
涙でぐしょぐしょになったわたしの顔をリーヴェス様が優しく拭う。お姉様とリーヴェス様が顔を見合わせ困ったように笑っている様子を見て、さらに涙が止まらなくなる。
「わたし、二人のことが大好き!」
そう伝えたその瞬間、二人はわたしを思いきり抱きしめてくれたのだった。
その瞬間、お姉様がわたしをぎゅっと力強く抱きしめる。
「エステルったら、ずっとそんなふうに勘違いしていたの?」
目頭が熱くなるのを感じつつ、わたしはお姉様を抱きしめ返した。
「奪われただなんて思ったことは一度もないわ。わたくしはあなたが大事だから――あなたに喜んでほしい、幸せになってほしいだけなの。それに、今回のことは完全にわたくしのワガママだから。……そんなわたくしでも、これまで通り好きでいてくれる?」
「もちろんだよ〜〜!」
涙でぐしょぐしょになったわたしの顔をリーヴェス様が優しく拭う。お姉様とリーヴェス様が顔を見合わせ困ったように笑っている様子を見て、さらに涙が止まらなくなる。
「わたし、二人のことが大好き!」
そう伝えたその瞬間、二人はわたしを思いきり抱きしめてくれたのだった。



