火照った頬を隠すように俯き、踏んでごめんって謝ろう。 そう考えて息を吸い、口を開こうとして、 「まあ、ちゃんとお礼はこれから払ってもらう予定だからさ?」 「え?」 なーにしてもらおっかなぁー、とウキウキ顔でクローゼット前に立った尊は着ていたスウェットの裾に手をかけて、ピタリと止まる。 なに……なによ。 せっかく謝ろうと思ったのに。 「……なにしてんの、茉白のえっち。俺の生着替え見たいの?」 「は?」 前言撤回────やっぱり