幼なじみ注意報




怒りに任せて持ち上げた右足。狙うはヤツの足の甲。




いざ、と勢いよく振り下ろされた一撃は、目測通りにヒット。

悶絶した目の前のアホ男はわたしから手を離して蹲った。ざまあ。





ちなみに正当防衛のフリした過剰防衛なのはプライスレスってことで。






「毎日毎日サボりまくるあんたが悪いでしょ」






起こしにくるだけありがたいと思え、万年素行不良の出席日数ギリギリのくせに。






「〜っあのさぁ、成績伸び悩んでその欠課だらけの人間に勉強教えて貰わなきゃ点数上がらなかったのは誰だっけ」


「……」






流れるように視線を逸らす。

なかなか痛いとこ突ついてくる……。