団長から詳しい話を聞くと、突然勤務中のヴィルフリートの元へ捜査令状を持った数人が現れて、彼が反逆罪の容疑者だと言い出したらしい。
身に覚えのない令状に激昂したヴィルフリートは、彼の竜に乗ってそのまま逃亡した。
けれど、団長が言うにはその後の追跡にあまり本気さを感じさせないところから、当局もそれほど確たる証拠を握ってなさそうだったと……ただ、容疑者であるから探している程度のようだったと。
「俺は話が何かおかしいと思ったし、ここだけの話、咄嗟の判断でヴィルフリートが逃げて良かったと思って居る。身柄を確保されれば……何をされるかわかったものじゃない」
団長が言わんとしていることが、理解出来た。
もし、ヴィルフリートを捕らえられたとして、無実の罪だと証明して牢から出してもらうのに何日かかってしまうの……?
私は背筋がゾッとしてしまった。ヴィルフリートの意志は、とても強いことが知っている。
けれど、ヴィルフリートを何日も拘束して……その上で、何か変なことをしようとしたとしたら……フロレンティーナが、彼の身柄を確保しようとした可能性が高い。
「……教えていただき、どうもありがとうございます」
ヴィルフリートの窮状を知ってそう言うしかない私は、なんだか魂が抜けたようになってしまった。
身に覚えのない令状に激昂したヴィルフリートは、彼の竜に乗ってそのまま逃亡した。
けれど、団長が言うにはその後の追跡にあまり本気さを感じさせないところから、当局もそれほど確たる証拠を握ってなさそうだったと……ただ、容疑者であるから探している程度のようだったと。
「俺は話が何かおかしいと思ったし、ここだけの話、咄嗟の判断でヴィルフリートが逃げて良かったと思って居る。身柄を確保されれば……何をされるかわかったものじゃない」
団長が言わんとしていることが、理解出来た。
もし、ヴィルフリートを捕らえられたとして、無実の罪だと証明して牢から出してもらうのに何日かかってしまうの……?
私は背筋がゾッとしてしまった。ヴィルフリートの意志は、とても強いことが知っている。
けれど、ヴィルフリートを何日も拘束して……その上で、何か変なことをしようとしたとしたら……フロレンティーナが、彼の身柄を確保しようとした可能性が高い。
「……教えていただき、どうもありがとうございます」
ヴィルフリートの窮状を知ってそう言うしかない私は、なんだか魂が抜けたようになってしまった。



