「気にしなくて良い。この王国で起こったことについては、王族の責任だからね。神より与えられた聖なる力をあのような悪辣な使い方をする聖女を、野放しにしておく訳にはいくまい」
「……どうするんですか。俺も一応被害者なんで、あの女の処遇についてはお聞きしたいですね」
ヴィルフリートは竜騎士として守ってきたウィルタリア王国に対する反逆罪を捏造されたのだから、それは色々と言いたいことがあってもおかしくない。
「神殿の儀式で聖女の能力を取り上げた上で、生まれた村に返すことになるだろうね。これまで、何不自由のない生活をしていて、あの年齢から平民になるには、相当辛いと思うよ。公爵家からの支援も終わりだ。オーキッド公爵家には、陛下より直々に罰を与えるそうだ……ヴィルフリート」
問いかけるように名前を呼ばれ、ヴィルフリートは息を吐いた。
「落とし所としては、悪くないです。あと、あの女には二度とブライスに近付かないようにしてください……出来るでしょう?」
「ああ。それも言っておこう。僕はそろそろ後始末をしに行くよ……ブライス。夜会を楽しんでくれ」
オルランドはそう言って、去って行った。
「……どうするんですか。俺も一応被害者なんで、あの女の処遇についてはお聞きしたいですね」
ヴィルフリートは竜騎士として守ってきたウィルタリア王国に対する反逆罪を捏造されたのだから、それは色々と言いたいことがあってもおかしくない。
「神殿の儀式で聖女の能力を取り上げた上で、生まれた村に返すことになるだろうね。これまで、何不自由のない生活をしていて、あの年齢から平民になるには、相当辛いと思うよ。公爵家からの支援も終わりだ。オーキッド公爵家には、陛下より直々に罰を与えるそうだ……ヴィルフリート」
問いかけるように名前を呼ばれ、ヴィルフリートは息を吐いた。
「落とし所としては、悪くないです。あと、あの女には二度とブライスに近付かないようにしてください……出来るでしょう?」
「ああ。それも言っておこう。僕はそろそろ後始末をしに行くよ……ブライス。夜会を楽しんでくれ」
オルランドはそう言って、去って行った。



