……これから、どうしようかしら。換金出来る持ち物は、今着ている汚れたドレスだけだった。
宝石類は地下牢に入る前に外されてしまっている。まずは古着屋に向かって、このドレスと交換出来れば……。
「っ……! まてまてまてまて!!」
すぐそこに居たヴィルフリートの焦った声を聞いて、私は振り返った。まだ何か、聞きたいことでもあるのだろうか。
「……何でしょう?」
不思議がる私の言葉に、ヴィルフリートは額に手を当てて大きく息をついた。
「とりあえず、住む場所が決まるまでは面倒を見る!! このまま行かれたら、あまりにも夢見が悪すぎる! ブライスというより、俺側の都合だ。申し訳ないが、面倒をみさせてくれ」
引き留めるかのように右手をかざしたヴィルフリートの言葉を聞いて私は驚いた。だって、感謝の言葉を伝えたかっただけで、彼に助けて欲しいなんて思って居ない。
ただ、驚いたヴィルフリートの質問に答えていたら、過ぎた同情を受けてしまったのかもしれない。
「あ。いえ。そんな……どうか、お気になさらないでください。私は色々と解放されて、満足しているのです」
宝石類は地下牢に入る前に外されてしまっている。まずは古着屋に向かって、このドレスと交換出来れば……。
「っ……! まてまてまてまて!!」
すぐそこに居たヴィルフリートの焦った声を聞いて、私は振り返った。まだ何か、聞きたいことでもあるのだろうか。
「……何でしょう?」
不思議がる私の言葉に、ヴィルフリートは額に手を当てて大きく息をついた。
「とりあえず、住む場所が決まるまでは面倒を見る!! このまま行かれたら、あまりにも夢見が悪すぎる! ブライスというより、俺側の都合だ。申し訳ないが、面倒をみさせてくれ」
引き留めるかのように右手をかざしたヴィルフリートの言葉を聞いて私は驚いた。だって、感謝の言葉を伝えたかっただけで、彼に助けて欲しいなんて思って居ない。
ただ、驚いたヴィルフリートの質問に答えていたら、過ぎた同情を受けてしまったのかもしれない。
「あ。いえ。そんな……どうか、お気になさらないでください。私は色々と解放されて、満足しているのです」



