「ブライスは真面目が過ぎる。見つかったら、見つかった時だ。考え得るすべての中で最悪なことを想定して生きるのなら、何も出来ないだろ」
苦笑いしたヴィルフリートは肩を竦めて、私の手を取って歩き出した。顔も隠していないし、特に周囲を気にする様子もない。
強引だし自分のことしか考えていない。けれど、私はヴィルフリートの事が羨ましいと思ってしまう。
私もこんな風に生きられたなら、あのフロレンティーナに対抗出来たのかも知れない。
どこかで隠れているようにと指示されているはずのメロールは、聖竜騎士団寮の近くにある広場に私たちが来ると同時に降り立った。
「わ……どうして、私たちがここに来るってわかったんですか?」
「契約している竜騎士は、心の中で自分の竜を呼ぶことが出来る。でないと、何処にでもきままに飛行出来る奴に騎乗することは無理だろ」
あきれたように言われたけど、それはそうかもしれない。メロールは飛行することが出来るから、何処に行くことだって自由だもの。
「行くぞ」
「……え?」
苦笑いしたヴィルフリートは肩を竦めて、私の手を取って歩き出した。顔も隠していないし、特に周囲を気にする様子もない。
強引だし自分のことしか考えていない。けれど、私はヴィルフリートの事が羨ましいと思ってしまう。
私もこんな風に生きられたなら、あのフロレンティーナに対抗出来たのかも知れない。
どこかで隠れているようにと指示されているはずのメロールは、聖竜騎士団寮の近くにある広場に私たちが来ると同時に降り立った。
「わ……どうして、私たちがここに来るってわかったんですか?」
「契約している竜騎士は、心の中で自分の竜を呼ぶことが出来る。でないと、何処にでもきままに飛行出来る奴に騎乗することは無理だろ」
あきれたように言われたけど、それはそうかもしれない。メロールは飛行することが出来るから、何処に行くことだって自由だもの。
「行くぞ」
「……え?」



