本来ならブライスはフレデリックのことが好きで、だからこそフロレンティーナを虐めることになるはずだったんだけど、私は初対面の婚約時に記憶を取り戻してしまったし、すぐにフロレンティーナを紹介された。
メインヒーローになるくらい素敵な男性であることは間違いないのだけど、好きになる隙が全くなかったのだ。
「そんなもんか……まあ、婚約した当時から自分以外の女が好きな男なんて、それは嫌だよな」
「……ヴィルフリートは、フロレンティーナを見てどう思いました?」
フレデリックはおそらく、清純で可憐な容姿を持つ聖女フロレンティーナに一目惚れしたのだと思う。
私の目から見てもそれは当然だと思うくらい、フロレンティーナは可愛い。
「はあ? どう思うも何も。そういえば、ブライスは森でも変なことを言っていたな。俺は好きになるはずだったとか……よくよく考えてみろよ。あんな性格の悪い女と、恋愛したいやつとか居ないだろ。一番近くに居ることになるんだぞ」
「そ……それは」
私はそれについては、なんとも言えなかった。
メインヒーローになるくらい素敵な男性であることは間違いないのだけど、好きになる隙が全くなかったのだ。
「そんなもんか……まあ、婚約した当時から自分以外の女が好きな男なんて、それは嫌だよな」
「……ヴィルフリートは、フロレンティーナを見てどう思いました?」
フレデリックはおそらく、清純で可憐な容姿を持つ聖女フロレンティーナに一目惚れしたのだと思う。
私の目から見てもそれは当然だと思うくらい、フロレンティーナは可愛い。
「はあ? どう思うも何も。そういえば、ブライスは森でも変なことを言っていたな。俺は好きになるはずだったとか……よくよく考えてみろよ。あんな性格の悪い女と、恋愛したいやつとか居ないだろ。一番近くに居ることになるんだぞ」
「そ……それは」
私はそれについては、なんとも言えなかった。



