ここまでの私はてっきり、ヴィルフリートは寮の中に隠れて生活するのかと思っていた。
私に直接説明してくれた団長はヴィルフリートの反逆罪が冤罪だろうとわかっていたようだし、元々ここに住んでいるのだから、問題はないだろうと。
「じゃあ、俺は先に温室に行ってるから。朝食を持って来てくれよ」
当然のことのように城へと歩き始めたヴィルフリートは言い、私はそれを聞いて目を丸くした。
「その温室って、私が庭師見習いとして管理を任されている……あの、温室です?」
なんで、温室に行くの? そう思った。
恐る恐る聞き直すと、ヴィルフリートは変な顔をして頷いた。
「それ以外に、俺がどの温室に行くんだよ。とにかく……先に行ってるから。ブライスは朝食を食べてから来いよ。あ。水筒に熱いお茶も頼む」
私に言いつけると、ヴィルフリートは特に顔も隠さずに堂々と廊下を歩いて行った。
指名手配犯にあるまじき余裕な態度を見て、彼は私と別の生き物なのかもしれないと思った。
私に直接説明してくれた団長はヴィルフリートの反逆罪が冤罪だろうとわかっていたようだし、元々ここに住んでいるのだから、問題はないだろうと。
「じゃあ、俺は先に温室に行ってるから。朝食を持って来てくれよ」
当然のことのように城へと歩き始めたヴィルフリートは言い、私はそれを聞いて目を丸くした。
「その温室って、私が庭師見習いとして管理を任されている……あの、温室です?」
なんで、温室に行くの? そう思った。
恐る恐る聞き直すと、ヴィルフリートは変な顔をして頷いた。
「それ以外に、俺がどの温室に行くんだよ。とにかく……先に行ってるから。ブライスは朝食を食べてから来いよ。あ。水筒に熱いお茶も頼む」
私に言いつけると、ヴィルフリートは特に顔も隠さずに堂々と廊下を歩いて行った。
指名手配犯にあるまじき余裕な態度を見て、彼は私と別の生き物なのかもしれないと思った。



