恋愛初心者は恋をする

そして、研修は始まった。




「美咲ちゃんにこれから任せる仕事は、俺の担当だから何かあったら相談して!」




大成さんが研修を担当してくれた。

メール対応、発注、サイト運営

こういう事務系の仕事って、地味なのかなと思ったけれど好きな分野ということもあり、案外悪くない。





「トイレ行ってきますね!」





大成さんは静かだけど、たまに狙ってくるウケのセンスがいい。

これからもっと仕事覚えていきたいな。








「あ。」


「あっ、お疲れ様です」






トイレからオフィスに戻る途中、煙草をすう律さんに遭遇した。

なんだかんだあの日ぶり?
出張に行っていたと聞いていたので、全くオフィスで会わなかった。



初めて会った時も思っていたけど、律さんはファッションセンスが強い。

顔面も強いけどそれを上回るファッションセンス。







「律さんておしゃれですね」

「本当?嬉しいな」

「嘘なんてつきませんよ、素敵です」







律さんは見た感じ表情豊かじゃないのかな?

けれど今、少しだけ笑っていた気がして嬉しい。








「あっ!!!!!!イチャついてる!!!!!」


「?」


「ウザっ」


「あ、この前の女の子だー!」