"美咲さんと最寄りが一緒だった 律"
「悠斗くん!律さんが美咲さんと最寄り一緒だったらしいよ!」
「えぇ?!見せて!!!」
「ほら!」
花ちゃんがじゃじゃーん!とスマホを見せてくる
「てか俺のスマホなんだけど!」
「ごめんね笑なんだかんだ私が勝手に設定したパスワードそのままにしてるんだ笑」
「うるさいな」
花ちゃんは可愛い
愛嬌さと守りたくなる姿が
いつ何時も、ふとした時、頭に浮かんでいる
「花ちゃんいい人できた?」
「うーん、イマイチかなぁ。けど今度、中学校の頃の同級生と飲みに行くことになったんだ!」
「そーなんだ」
「俺、明日、朝遅いよ」
付き合う前からこういう事をするのは
もう、脈ナシ確定だと分かっている
「じゃあ、私の事すきにして」
けれど、この子の振り向かせ方が
いつの間にか迷子になった
もう半年くらい、ずっとこれ
