梓side
頬をほんのり赤くして、俯く彼女
影を作るほどに長いまつ毛に白い肌、
クリクリの目、薄ピンクの唇
何年一緒にいても見惚れてしまうほどに綺麗で可愛い
そんな彼女が
「……恋、なのかな」
なんて言うから――
はぁ……もう……
思わず心の中でため息が出る
でもそれと同時に、じわっと胸の奥が温かくなった
やっと話してくれた
紗凪は昔からそうだ
なんでも一人で抱え込む
辛いことも、嬉しいことも、ギリギリまで誰にも言わない
なのに――
今日は違った
ちゃんと、自分から話してくれた
それだけで、正直すごく嬉しい
成長したじゃん、ほんと
なんて思いながら、目の前の親友を見る
……で
「……でもさぁ」
ぽつりと呟く
「なに?」
不安そうにこっちを見る紗凪
うん、その顔ね
分かりやすい
昔から変わらない
「天然すぎでしょあんた」
「えっ?!」
ガーンって顔
あぁもうほんと、この反応
「だってさ、助けてもらって〜ディナー行って〜家行って〜泊まって〜?」
指折り数えながら言うと、
紗凪の顔がどんどん赤くなっていく
「それもう普通に危ないルートだからね?」
「だ、だよね……」
しゅんと肩を落とす
心配が一気に込み上げる
「しかも相手、芸能人でしょ?」
「……うん」
「なおさら危ないっての」
はっきり言う
守りたいから
この子、ほんとに無防備すぎる
優しい人だって言ってた
いい人なんだろうとも思う
でも――
それとこれとは別
紗凪は、人を疑うことを知らなさすぎる
幼い頃だって無知ゆえに誘拐事件だなんてこともあった
「ちゃんと自分のこと守りなよ?」
少しだけ真剣な声で言う
紗凪は、こくんと頷いた
「……でも」
小さく続ける
「嫌じゃなかったんでしょ?」
「……っ」
一瞬、息を止める紗凪
その反応で、全部分かる
「じゃあもう完全にアウトね」
「えっ?!なにが?!」
「好きなんだよそれ」
「……っ」
また顔が真っ赤になる
ほんと、分かりやすすぎ
頬をほんのり赤くして、俯く彼女
影を作るほどに長いまつ毛に白い肌、
クリクリの目、薄ピンクの唇
何年一緒にいても見惚れてしまうほどに綺麗で可愛い
そんな彼女が
「……恋、なのかな」
なんて言うから――
はぁ……もう……
思わず心の中でため息が出る
でもそれと同時に、じわっと胸の奥が温かくなった
やっと話してくれた
紗凪は昔からそうだ
なんでも一人で抱え込む
辛いことも、嬉しいことも、ギリギリまで誰にも言わない
なのに――
今日は違った
ちゃんと、自分から話してくれた
それだけで、正直すごく嬉しい
成長したじゃん、ほんと
なんて思いながら、目の前の親友を見る
……で
「……でもさぁ」
ぽつりと呟く
「なに?」
不安そうにこっちを見る紗凪
うん、その顔ね
分かりやすい
昔から変わらない
「天然すぎでしょあんた」
「えっ?!」
ガーンって顔
あぁもうほんと、この反応
「だってさ、助けてもらって〜ディナー行って〜家行って〜泊まって〜?」
指折り数えながら言うと、
紗凪の顔がどんどん赤くなっていく
「それもう普通に危ないルートだからね?」
「だ、だよね……」
しゅんと肩を落とす
心配が一気に込み上げる
「しかも相手、芸能人でしょ?」
「……うん」
「なおさら危ないっての」
はっきり言う
守りたいから
この子、ほんとに無防備すぎる
優しい人だって言ってた
いい人なんだろうとも思う
でも――
それとこれとは別
紗凪は、人を疑うことを知らなさすぎる
幼い頃だって無知ゆえに誘拐事件だなんてこともあった
「ちゃんと自分のこと守りなよ?」
少しだけ真剣な声で言う
紗凪は、こくんと頷いた
「……でも」
小さく続ける
「嫌じゃなかったんでしょ?」
「……っ」
一瞬、息を止める紗凪
その反応で、全部分かる
「じゃあもう完全にアウトね」
「えっ?!なにが?!」
「好きなんだよそれ」
「……っ」
また顔が真っ赤になる
ほんと、分かりやすすぎ
