トップアイドルは白衣の天使に恋をする

「えっと、まずはお風呂入ってくる?」

「へっ…?」

突然のことに声が裏返ってしまった

「雨に濡れて寒いでしょ?
服は洗濯して乾燥機にかけるから洗濯機に入れておいて
服は…そうだな、僕のを貸すからそれを着て」

そう言ってはいっと服を差し出される

ちょっちょっ…えっ?

家に来るだけでも心臓壊れそうなのにお風呂?!

ちょっと心が追いつきません

お風呂なんて厚かましすぎでは?

もうむしろ濡れたままでいさせてください…

うん、断ろうそして早く帰ろう

このままじゃ色々といけない気がする

「いやっ…わたしは…「いつまでそんな格好でいるつもり?それとも僕のこと誘惑してるの?」

私の言葉を遮って陽貴君はそう言い、ニヤッと笑って近づいてくる

なんだか一瞬陽貴君の黒い部分が見えた気がした

気のせい?

それより…透け…っ?!

パッと自分の服を見ると今日着ているブラウスは白でその下の下着が丸見えだった

〜っ//////

「ちょっ……えっ……!」

服を抱えたまま、ほぼ反射でお風呂場へ駆け込む

バタンッとドアを閉めた瞬間、やっと息ができた

「……なに今の……っ」

心臓がうるさすぎる

誘惑とか言われた意味も、黒い笑い方も、全部一気に頭の中でリピートされる

いや違う違う違う……!

必死に首を振って現実に戻ろうとする

鏡に映った自分を見ると、確かに白いブラウスが少し透けていた

「っ……最悪……」

顔から火が出そうになる

慌ててシャワーのスイッチを入れると、温かいお湯の音が一気に広がった

その音に紛れて、さっきの声まで少し遠くなる

誘惑とか……絶対違うし……!

でも、思い出すたびに胸がドキドキして落ち着かない