ICUの中を歩きながら、モニターや人工呼吸器を指差して説明していく。
「ここは人工呼吸器。呼吸が自分でできない人の代わりに呼吸を補助する機械ね」
「へぇ…これが…ドラマでよく見るやつだ」
桜庭くんは興味津々で機械を覗き込む。
その横顔がやたら近くて、少しだけドキッとした。
…いやいや、落ち着け私。
「こっちは心電図モニター。波形で心臓の状態を見てるの」
「なるほど…めっちゃ難しそうっすね。でも一ノ瀬さんが説明すると分かりやすい」
「そ、そう?」
「うん。優しいし、声も聞きやすいし…普通にずっと聞いてたい」
「……っ」
なにその自然な褒め方。
免疫なさすぎて普通に困るんだけど。
「……と、とりあえず次行こっか」
少し早足で次のベッドへ向かう。
「ここは人工呼吸器。呼吸が自分でできない人の代わりに呼吸を補助する機械ね」
「へぇ…これが…ドラマでよく見るやつだ」
桜庭くんは興味津々で機械を覗き込む。
その横顔がやたら近くて、少しだけドキッとした。
…いやいや、落ち着け私。
「こっちは心電図モニター。波形で心臓の状態を見てるの」
「なるほど…めっちゃ難しそうっすね。でも一ノ瀬さんが説明すると分かりやすい」
「そ、そう?」
「うん。優しいし、声も聞きやすいし…普通にずっと聞いてたい」
「……っ」
なにその自然な褒め方。
免疫なさすぎて普通に困るんだけど。
「……と、とりあえず次行こっか」
少し早足で次のベッドへ向かう。
