ぎゅっと抱きしめられた腕も、どこか力が強い。
「……陽貴くん、外」
小さく言うと。
「無理」
即答。思わず笑ってしまう。
「2週間会ってないんだけど」
「俺ずっと我慢してたんだけど」
少し拗ねた声。
顔を上げると。
マスク越しでも分かるくらい、陽貴くんの目が甘かった。
「……紗凪不足、限界」
「もう、そんな大げさな」
「大げさじゃない」
真顔。
その顔がおかしくて、でも嬉しくて。
自然と笑ってしまう。
すると。
陽貴くんが私の髪をさらっと触った。
「今日も頑張ったんだな」
優しい眼差しで私を見つめる。
「……3件出動だった」
そう言うと。
陽貴くんの目が少し細くなる。
「お疲れさま」
優しい声。
その一言だけで、胸がいっぱいになる。
「紗凪、ちゃんと休めた?」
「ご飯食べた?」
「水分取った?」
次々飛んでくる質問。
「お母さんみたい」
くすっと笑うと。
「心配なんだから仕方ない」
そう言いながら、またぎゅっと抱き寄せられる。
「……ていうか」
陽貴くんが少し不満そうに言う。
「さっきの男、紗凪のことめっちゃ見てた」
「えぇ……?」
「しかも顔真っ赤だった」
「それは助けてもらったからでしょ」
「いや違う」
「絶対ちょっと好きになってた」
「もうっ、考えすぎ」
そう言うと。
陽貴くんはじーっと私を見る。
「……紗凪、自覚ないもんな」
「なにが?」
チュッ-
「っ……」
不意打ち。
「ちょっとっ…!誰かに見られたらどうするの!」
私の言葉には耳を傾けず。
「疲れてるはずなのに、なんでそんな可愛いの」
「陽貴くんストップ」
「無理」
全然止まらない。
顔が熱い。
すると陽貴くんが、ふっと笑った。
「……会えなかった分、今日いっぱい補給する」
「補給ってなに」
「紗凪成分」
真顔で言われる。
もう笑うしかない。
「……陽貴くん、外」
小さく言うと。
「無理」
即答。思わず笑ってしまう。
「2週間会ってないんだけど」
「俺ずっと我慢してたんだけど」
少し拗ねた声。
顔を上げると。
マスク越しでも分かるくらい、陽貴くんの目が甘かった。
「……紗凪不足、限界」
「もう、そんな大げさな」
「大げさじゃない」
真顔。
その顔がおかしくて、でも嬉しくて。
自然と笑ってしまう。
すると。
陽貴くんが私の髪をさらっと触った。
「今日も頑張ったんだな」
優しい眼差しで私を見つめる。
「……3件出動だった」
そう言うと。
陽貴くんの目が少し細くなる。
「お疲れさま」
優しい声。
その一言だけで、胸がいっぱいになる。
「紗凪、ちゃんと休めた?」
「ご飯食べた?」
「水分取った?」
次々飛んでくる質問。
「お母さんみたい」
くすっと笑うと。
「心配なんだから仕方ない」
そう言いながら、またぎゅっと抱き寄せられる。
「……ていうか」
陽貴くんが少し不満そうに言う。
「さっきの男、紗凪のことめっちゃ見てた」
「えぇ……?」
「しかも顔真っ赤だった」
「それは助けてもらったからでしょ」
「いや違う」
「絶対ちょっと好きになってた」
「もうっ、考えすぎ」
そう言うと。
陽貴くんはじーっと私を見る。
「……紗凪、自覚ないもんな」
「なにが?」
チュッ-
「っ……」
不意打ち。
「ちょっとっ…!誰かに見られたらどうするの!」
私の言葉には耳を傾けず。
「疲れてるはずなのに、なんでそんな可愛いの」
「陽貴くんストップ」
「無理」
全然止まらない。
顔が熱い。
すると陽貴くんが、ふっと笑った。
「……会えなかった分、今日いっぱい補給する」
「補給ってなに」
「紗凪成分」
真顔で言われる。
もう笑うしかない。
