気づけば、マンションの前。
「着いた」
陽貴くんがぽつりと言う。
でも。
どちらも、すぐには手を離さない。
なんとなく。
この時間が終わるのが惜しくて。
「……帰りたくない?」
少し意地悪そうに聞かれる。
「……っ」
図星すぎて、言葉に詰まる。
すると。
「その顔、反則」
苦笑しながら、額を軽く小突かれる。
「だって……」
小さく呟くと。
「ん?」
「本当に帰りたくないんだもん…」
言った瞬間、自分で恥ずかしくなる。
でも。
陽貴くんは、一瞬目を見開いたあと。
どうしようもなく嬉しそうに笑った。
「……俺も」
そのまま。
ゆっくりと、抱きしめられる。
優しくて。
温かくて。
大好きな匂いに包まれる。
「紗凪」
耳元で名前を呼ばれる。
「あんまり可愛いこと言わないで」
低く甘い声。
また心臓が跳ねる。
「……もう遅いか」
くすっと笑った陽貴くんが。
もう一度、そっとキスを落とした。
「着いた」
陽貴くんがぽつりと言う。
でも。
どちらも、すぐには手を離さない。
なんとなく。
この時間が終わるのが惜しくて。
「……帰りたくない?」
少し意地悪そうに聞かれる。
「……っ」
図星すぎて、言葉に詰まる。
すると。
「その顔、反則」
苦笑しながら、額を軽く小突かれる。
「だって……」
小さく呟くと。
「ん?」
「本当に帰りたくないんだもん…」
言った瞬間、自分で恥ずかしくなる。
でも。
陽貴くんは、一瞬目を見開いたあと。
どうしようもなく嬉しそうに笑った。
「……俺も」
そのまま。
ゆっくりと、抱きしめられる。
優しくて。
温かくて。
大好きな匂いに包まれる。
「紗凪」
耳元で名前を呼ばれる。
「あんまり可愛いこと言わないで」
低く甘い声。
また心臓が跳ねる。
「……もう遅いか」
くすっと笑った陽貴くんが。
もう一度、そっとキスを落とした。
