トップアイドルは白衣の天使に恋をする

「あれ〜?お兄さん、この子に何か用?
ちなみにこの子、彼氏いるから」

「ちょっ、梓!」

いないのに……!

「あー残念。でもお姉さんも美人じゃん。俺とどう?」

「間に合ってる」

一刀両断。

さすが梓様…お強い……

男の人ははーいと言ってその場を後にする。

「ナンパされてる親友助けるためにダッシュした28歳の気持ち分かる?」

「ナンパ……?」

違うよね?

「今の人はビュッフェが気になってたみたいで…」

「それをナンパって言うの!」

ん〜そう言われてもなぁ…

いつも道聞かれたり、落とし物いっしょに探してほしいって
言われたりでそんな人たちを無視するのも申し訳なくて

「まあ私が一緒なら紗凪は安全だよ。
さあさあビュッフェ行くわよー!」

そう言って梓はスキップしながらお店に入って行った