トップアイドルは白衣の天使に恋をする

外に出ると、心地いい風。

5月の空気は、やっぱり好き。

店に着くと、ちょうどいい時間。

待っていると、

「あの、お姉さん一人ですか?
よかったら一緒に入りません?」

突然、男性に話しかけられた。

あ、困ってるのかな。

確かに、男性一人だとこのお店は入りづらいよね。

でも——

「ごめんなさい。もうすぐ友達が来るので」

やんわり断る。

「じゃあ今度別の店でもいいからさ、LINE——」

その瞬間。

「紗凪〜!おまたせ!」

救世主、登場。