部屋に入った瞬間
「ねぇ……ほんとに来てくれたんだ」
そう言いながら、いきなり抱きついてくる
「陽貴くんが、胡桃の家にいるなんてぇ♡」
身体を押し付けてくる
……っ
一瞬、吐き気が込み上げる
でも――耐える
ここで帰るわけにはいかねぇ何かを見つけるまでは
絶対に
「……なぁ」
少しだけ距離を取りながら言う
「待ちきれないから、先に風呂入ってきてよ」
わざと、軽く
それっぽく
胡桃の顔が一瞬で赤くなる
「もぉ〜、陽貴くんの変態っ♡」
嬉しそうに笑いながら、バスルームの方へ向かう
……よし
ドアが閉まる音
すぐに、水の音が聞こえ始める
その瞬間
空気が変わる
…今だ
一気にスイッチが入る
リビング
棚
テーブル
引き出し
目に入るものを、片っ端から確認していく
無駄な動きはしない
でも、焦りはある
時間がねぇ……
寝室へ
クローゼットを開ける
服の間を探る
タンスを引き出す
その中に――
違和感のある袋
…なんだこれ
手に取り中を見る
その瞬間息が止まる
「……っ」
袋の中
見慣れた文字
――アドレナリン
そして、点滴ルート
……あった
確信に変わる
見つけた……!
鼓動が一気に速くなる
指先が、少し震える
でも、迷ってる暇はない
すぐに袋を閉じて、ポケットに押し込む
その瞬間――
ガチャッ
ドアが開く音
反射的に体を動かす
何事もなかったかのように
平静を装いながら、振り返った
「ねぇ……ほんとに来てくれたんだ」
そう言いながら、いきなり抱きついてくる
「陽貴くんが、胡桃の家にいるなんてぇ♡」
身体を押し付けてくる
……っ
一瞬、吐き気が込み上げる
でも――耐える
ここで帰るわけにはいかねぇ何かを見つけるまでは
絶対に
「……なぁ」
少しだけ距離を取りながら言う
「待ちきれないから、先に風呂入ってきてよ」
わざと、軽く
それっぽく
胡桃の顔が一瞬で赤くなる
「もぉ〜、陽貴くんの変態っ♡」
嬉しそうに笑いながら、バスルームの方へ向かう
……よし
ドアが閉まる音
すぐに、水の音が聞こえ始める
その瞬間
空気が変わる
…今だ
一気にスイッチが入る
リビング
棚
テーブル
引き出し
目に入るものを、片っ端から確認していく
無駄な動きはしない
でも、焦りはある
時間がねぇ……
寝室へ
クローゼットを開ける
服の間を探る
タンスを引き出す
その中に――
違和感のある袋
…なんだこれ
手に取り中を見る
その瞬間息が止まる
「……っ」
袋の中
見慣れた文字
――アドレナリン
そして、点滴ルート
……あった
確信に変わる
見つけた……!
鼓動が一気に速くなる
指先が、少し震える
でも、迷ってる暇はない
すぐに袋を閉じて、ポケットに押し込む
その瞬間――
ガチャッ
ドアが開く音
反射的に体を動かす
何事もなかったかのように
平静を装いながら、振り返った
