だからちょっとでもいい時間にしてやりたくて
急遽、イルカの調教師まで呼んだ
「やりすぎ」って言われるかもしれねぇけど
まぁいいだろあいつのあんな顔、見れるなら
実際大正解だった
イルカショー見てるあの子
目キラキラさせてほんとに楽しそうで
それを横で見てる陽貴が、またいい顔してんの
お似合いじゃん
素直にそう思った
帰り際入口で待ってたら――
手を繋いで出てきた
2人はすごく楽しそうな、幸せそうな顔をしていて
「はは……」
思わず笑う
あいつがなぁ
ほんと、変わったよな
でも、悪くない変化だと思う
むしろ―あいつには、こういうの必要だったと思うから
「また来てね」
そう言ったら
その子――紗凪ちゃんが
「ありがとうございました」って
すげぇ綺麗な笑顔で言うわけ
思わずドキッとしてしまった
…そりゃ落ちるわ
納得
完全に
「こいつのことよろしく」なんて軽く言ったけど
内心は、ちょっとだけ本気だ
あいつ、ああ見えて不器用だからな
帰っていく2人の背中を見ながら
ポケットに手突っ込んで、空見上げる
「いい日だったな」
ぽつりと呟く
陽貴がちゃんと笑ってて
しかも、誰かの隣で
それだけで、なんか――
十分だった
急遽、イルカの調教師まで呼んだ
「やりすぎ」って言われるかもしれねぇけど
まぁいいだろあいつのあんな顔、見れるなら
実際大正解だった
イルカショー見てるあの子
目キラキラさせてほんとに楽しそうで
それを横で見てる陽貴が、またいい顔してんの
お似合いじゃん
素直にそう思った
帰り際入口で待ってたら――
手を繋いで出てきた
2人はすごく楽しそうな、幸せそうな顔をしていて
「はは……」
思わず笑う
あいつがなぁ
ほんと、変わったよな
でも、悪くない変化だと思う
むしろ―あいつには、こういうの必要だったと思うから
「また来てね」
そう言ったら
その子――紗凪ちゃんが
「ありがとうございました」って
すげぇ綺麗な笑顔で言うわけ
思わずドキッとしてしまった
…そりゃ落ちるわ
納得
完全に
「こいつのことよろしく」なんて軽く言ったけど
内心は、ちょっとだけ本気だ
あいつ、ああ見えて不器用だからな
帰っていく2人の背中を見ながら
ポケットに手突っ込んで、空見上げる
「いい日だったな」
ぽつりと呟く
陽貴がちゃんと笑ってて
しかも、誰かの隣で
それだけで、なんか――
十分だった
