トップアイドルは白衣の天使に恋をする

シャワーを浴びて、ベッドに倒れ込む。

目を閉じると—

さっきの光景が、鮮明に蘇る。

命と向き合う、あの姿。

迷いのない判断。

無駄のない動き。

周囲への気配り。

レベル、高すぎ。

そして——

あの笑顔。

ドクン……

……うるせぇな

なんでこんなに心臓が鳴ってる。

女には困ったことないし、綺麗なやつなんて見慣れてる。

なのに。

なんだよ、この感じ

頭から離れない。

声も、目も、仕草も。

全部。

意味わかんねぇ

胸の奥が、ざわつく。








この感情の正体を知るのは——まだ、少し先の話。