トップアイドルは白衣の天使に恋をする

師長さんはそんな林くんを見て、ふっと意味深に笑った

「林」

「はい?」

「いい機会なんだから、あんた頑張りなさいよ……いろいろとね?」

「……へ?」

一瞬きょとんとしたあと、林くんの顔がみるみる赤くなる

「ちょ、師長っ……?!」

「ふふっ」

……?

なんの話だろう

首を傾げていると、師長さんは楽しそうに肩を揺らしている

「一ノ瀬は気にしなくていいからね〜」

「え、はい……?」

ますます分からない

すると林くんが慌てたように話を変えた

「と、とりあえず俺!撮影サポート全力で頑張るんで!」

「うん、期待してる」

そう返すと、林くんは一瞬だけ嬉しそうに笑ったあと――

「……はぁ〜、鈍感って罪っすねぇ……」

小さくそう呟いて頭を抱えていた

「え?なに?」

「なんでもないですっ!」

即答

……ほんと今日はみんな変