「あれ? そういえば先輩、コンビニで夕飯買ったんじゃ」
「ん? ああ、明日の昼メシ用に会社の冷蔵庫に入れてきた」
「そんなことしたら、誰かに食べられちゃいません?」
「大丈夫だろ。まあもし食われたら、逆にそいつに奢ってもらうし」
その答えに呆れつつも、ちょっとおかしくなって、私はつい笑ってしまった。
「ふふ、先輩らしいですね」
そんな他愛もない話をしていると、シロ先輩の大盛りオムライスが運ばれてきた。彼はさっそくスプーンを握り、大きく口を開けて食べ始める。
私はその様子を眺めながら、自分のドリアに手をつけた。チーズの香ばしさと、トロッとしたホワイトソースが絶妙なハーモニーを奏でている。
シロ先輩はというと、見る間にオムライスの山を片付けていく。相変わらずよく食べる人だ。
このあと、さらにあのスイーツも食べるのだろうか……。
私は彼の脇に置かれたスイーツの箱に目をやった。
「先輩って、甘い物好きですよね」
「まぁな」
「その割には、全然太らないですよね」
「そうだな。体質かな」
「羨ましい限りです」
「女ってどうして太るとか太らないとか気にするんだ? 好きなもん食えば良くね?」
「……先輩。デリカシーないって言われません?」
「ん? ああ、たまに言われる。なんでだろうな」
私のジト目を気にすることもなく、シロ先輩はオムライスを大きくすくう。
そういうとこだぞ! このガサツ男。
私はため息をつきつつドリアを食べ進めていたが、ふとあることを思い出す。
「そういえば、今度、二課と合同の飲み会があるって聞いたんですけど、何か知ってます?」
いつもは課ごとに開かれる飲み会だが、今回は珍しく一課と二課の合同開催らしい。しかも、課長命令で強制参加だという。
私の問いに、シロ先輩は少し面倒くさそうな顔をした。
「……俺、その幹事にされた」
「え? 先輩、幹事なんですか?」
「おう……なんか、成り行きで。二課の幹事は吟らしいから、まあいいんだけど」
はぁっとため息をつくシロ先輩。どうやらあまり乗り気ではないようだ。
いつもは他部署と合同で飲むことがないだけに、どんな経緯でそうなったのか興味が湧いた。
「でも、どうして合同なんですか? めずらしいですよね」
私が尋ねると、シロ先輩はスプーンを置き、腕を組んだ。
「ん? ああ、明日の昼メシ用に会社の冷蔵庫に入れてきた」
「そんなことしたら、誰かに食べられちゃいません?」
「大丈夫だろ。まあもし食われたら、逆にそいつに奢ってもらうし」
その答えに呆れつつも、ちょっとおかしくなって、私はつい笑ってしまった。
「ふふ、先輩らしいですね」
そんな他愛もない話をしていると、シロ先輩の大盛りオムライスが運ばれてきた。彼はさっそくスプーンを握り、大きく口を開けて食べ始める。
私はその様子を眺めながら、自分のドリアに手をつけた。チーズの香ばしさと、トロッとしたホワイトソースが絶妙なハーモニーを奏でている。
シロ先輩はというと、見る間にオムライスの山を片付けていく。相変わらずよく食べる人だ。
このあと、さらにあのスイーツも食べるのだろうか……。
私は彼の脇に置かれたスイーツの箱に目をやった。
「先輩って、甘い物好きですよね」
「まぁな」
「その割には、全然太らないですよね」
「そうだな。体質かな」
「羨ましい限りです」
「女ってどうして太るとか太らないとか気にするんだ? 好きなもん食えば良くね?」
「……先輩。デリカシーないって言われません?」
「ん? ああ、たまに言われる。なんでだろうな」
私のジト目を気にすることもなく、シロ先輩はオムライスを大きくすくう。
そういうとこだぞ! このガサツ男。
私はため息をつきつつドリアを食べ進めていたが、ふとあることを思い出す。
「そういえば、今度、二課と合同の飲み会があるって聞いたんですけど、何か知ってます?」
いつもは課ごとに開かれる飲み会だが、今回は珍しく一課と二課の合同開催らしい。しかも、課長命令で強制参加だという。
私の問いに、シロ先輩は少し面倒くさそうな顔をした。
「……俺、その幹事にされた」
「え? 先輩、幹事なんですか?」
「おう……なんか、成り行きで。二課の幹事は吟らしいから、まあいいんだけど」
はぁっとため息をつくシロ先輩。どうやらあまり乗り気ではないようだ。
いつもは他部署と合同で飲むことがないだけに、どんな経緯でそうなったのか興味が湧いた。
「でも、どうして合同なんですか? めずらしいですよね」
私が尋ねると、シロ先輩はスプーンを置き、腕を組んだ。
