それでも、なんでだろう……。
私、宮山君の言葉を信じてみようって思えるんだよね。
「答えは……3、です」
「はい、正解。よく勉強出来ていますね」
先生が、笑顔になる。
ホッとしたぁ。
本当に正解が分からなかったから、凄く焦ってしまってた。
宮山君のおかげだよ。
お礼を言おうと彼を見たけど、机に突っ伏して寝てしまっている。
だけど、このままってのはさすがに失礼だよね。
ノートのページを小さく千切って、『答え教えてくれてありがとう。出来る範囲でだけど、お礼したいから何でも言って』と書いて、彼の机の上に置く。
すぐに宮山君は気付いて、起きる。
そして、私の書いたメモを見た。
真剣に読んでくれているので、何だか恥ずかしい。
一体、何を考えているんだろう。
